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思考が人生が創り、感情が運命を左右する

このところ毎日のようにマスコミ報道される失業リストラ等聞くだけ、見るだけで心が暗くなってしまいそうな今日この頃、私は最近、大哲人あの中村天風さんに関する事に不思議と縁があります。例えば天風翁の本を頂いたり、ある会では天風翁の話題が出るなど。
かつては東郷平八郎、原敬、松下幸之助、長島茂雄など政界財界のそうそうたる人物が傾倒したという明治の大哲学者、中村天風翁。
 
彼は若い頃軍事探偵となり中国等で大活躍、帰国して不治の病にかかり死を待つのみ。
絶対に死にたくないと世界中を廻って有名な医者、宗教人に出会っていくのですが治らず、同じ死ぬのなら日本で…と帰国の船の中でヨガの大聖人カリアッパ師に出会いヒマラヤに付いていきます。
毎朝「どうだい?今日の気分は」と聞かれ「気分は最悪です。体がだるく、熱もあります。」と答える日が三ヶ月も続きますが、ある朝カリアッパ師が「お前は毎朝気分が優れないというけれど、言っている時の気分はどうだ?言って気分が良くなるかい?一度気分は爽快ですと答えてごらん」天風翁は「悪いものは悪いのだ、それを良いと言ってなんになる」と内心思ったものの、翌朝「気分は爽快です!」と、そんな日が数日続くと何と本当に心が明るく体も軽くなっていくことに気づくのです。こうして天風翁は死病を乗り越え、もとの健康を取り戻していくのです。
 
人は普段使っている言葉によってその人の人生が決められていくといいます。
言葉が積極的に表現された時と消極的に表現された時には当の本人の感情が受ける影響は大。そしてその時の感情を顕在意識が受け、いつしか潜在意識に刷り込まれます。その結果神経に影響を与え生活機能が良くも悪くもなっていきます。
 
このような内容を知るにつけ、自分自身の普段の言葉の選び方と考え方を意識するようになりました。何よりも私は持ち前の明るさと積極性をフルに生かしてこの一年を過ごそうと決心しました。“思考が人生を創り、感情が運命を左右する”心したい言葉です!